新型コロナウィルスの甚大な影響から自社を守る Ⅷ

コロナに負けない経営

感染者が急激に増えている中でも、政府や知事は経済優先の姿勢を崩していません。しかし、感染者が広がり消費行動が縮小すれば、いくら優先しても経済がどのようになるかは容易に想像できます。しかも、これまで実施されたような経済支援を行う余裕は国や地方には残っていないとすると・・・・・

そこで、「感染拡大が収まれば元に戻る」「当社には影響がないまま終わる」という幻想を捨て去り、不安を抱えながらも新型コロナウィルスとの共存、その上での新たな取組みを本気で考えるときに来ていると思います。

問題なのは、その「新たな取組み」とは何か?ですね。

本当に難し課題・テーマだと思いますが、

ダーウィンの進化論から「生き残るものは、変化に対応したもの(実際にはダーウィンの言葉ではない)」とよく言われますが、常に変化に対応するには、非効率で無駄が多いことが必要です。これは、「選択と集中」が重要と言ってきたこれまでの経営の考え方と相反するものですが、無駄を省き一点に集中する脆弱性がこのコロナであらわになったと思います。

そこで、まず事業の多様性を考えてみましょう。

一つには、現状の販売方法を疑ってみること。

店頭販売しか行っていない場合、卸しかしていない場合、下請けしかしていない場合など、もっと違う方法でお客様と直接つながることはできないか、これしかやったことがないという枠を取り払い、片手間ではなく本気でチャレンジしましょう。

二つ目には、商品やサービスの内容、或いはその提供方法を再構築すること。

これまでの商品ありきではなく、Withコロナ社会でのニーズを考え、自社の強みをぶつけ合わせた開発はとても重要になります。じっくり周りを見渡し社会やお客様の行動やマインドに注目し、小さな変化を捉えましょう。

三つ目は、顧客との距離感を縮めること。

FBやSNSなどを通じて、情報や生活はグローバル化しました。しかし、今回のコロナの自粛を通して、自分を取り巻く世界が小さくなったと感じている人が多いのではないでしょうか。本当に頼れるのは限られたエリア、あるいはこれまでに取引を通じて信頼関係を構築してきた相手、そのような人たちと自社との関係性(エンゲージメント)をより強くするための活動に取り組みましょう。

上記3点はいずれも、非効率で面倒なことかもしれません。

できれば今まで通りでいたいと誰しも思いますが、コロナ以前に戻ることはないと覚悟を決めて進んで行きたいと思います!