新型コロナウィルスの甚大な影響から自社を守る Ⅸ

コロナに負けない経営

 

 相変わらず新型コロナウィルスの感染拡大は広がりをみせていますが、専門家の間では山を越えたとも言われています。しかし、これから冬に向けて不安に感じる人は多いのではないでしょうか。

 ある本に、「交通事故で亡くなる人の方が新型コロナで亡くなる人の数より多い」と書かれていました。

 調べてみると実際に昨年の交通事故件数は約38万件、死亡事故約3000件。これまでのコロナ感染者6万人、死亡者1200人ということなので、数だけの比較になりますが事実のようですね。

(日本における数字)

 

 多くの人は、「交通事故が起きるから自動車に乗るのを止めよう」という考えにならず、事故を起こさないように、運転する方も歩行者も最善の注意を払って動いていると思います。

 また、自動車メーカーでは事故を起こさない車作りに努力しています。

 同じように考えてみると、「コロナに感染するから動きをやめよう」ではなく、交通事故を起こさないようにしているのと同様に『感染しない努力を徹底して、経済や文化的な活動を継続する』しかないと思います。

 

 ただ、お店や企業の経営において気をつけないといけないのが、ご存知のように自動車の普及で消滅したビジネスがあり、遠くに簡単に行けることなどから人の価値観が大きく変化したという点です。

 同様に、新型コロナの影響における新しい日常により、なくなるビジネスがあり、人の価値観に大きな変化が生まれるということです。

 

 また、一方では、自動車社会がもたらしたニューノーマルのように、つぎのニューノーマルでも新たな価値観から生まれる生活や新たなビジネスがあるということです。

 自動車を否定し、自動車の登場を恨みながら自社事業を行うか、現状を肯定してそこから生まれるものをチャンスと捉えて、自社経営の舵を切るか、同様につぎのニューノーマルを見据えた新しい動きを始める時ではないかと思います。

 

 最後に、事故を起こしても仕方ないと思っていないのと同様、新型コロナにかかっても仕方ないとは思わずに、安全運転のための左右確認と同様に手洗い、マスクなど習慣づけて行きましょう!

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 「未来について我々が唯一知っていることは、それは現在と違うということだ」 

 by P.F.ドラッカー 
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