再構築の定義が公表されました！

再構築の定義が公表されました！

新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換そして組織再編のカテゴリーに分かれていますが、計画をこの区分で策定するだけで、要件は共通しています。

要件：①製品等の新規性要件、②市場の新規性要件、③売上高10%要件の3つを全て満たす事業計画を策定すること

①製品等の新規性要件とは

・過去に自社が製造等した実績がないこと

・製造等に用いる主要な設備を変更すること

・競合他社の多くが既に製造等している製品等ではないこと

・定量的に性能又は効能が異なること

②市場の新規性要件とは

・代替性が低いこと・・・新製品等を販売した際に、既存製品等の売上が大きく減少しないこと、むしろ相乗効果により増大することを事業計画において示すこと

・既存製品等と新製品等の顧客層が異なること

③売上高10%要件

3～5年間の事業計画期間終了後、新たな製品等の売上高が総売上高の10%以上となる計画を策定すること

(!)製品等の新規性要件の中の「競合他社の多くが既に製造等していない」というところが気になりますが、該当する事例として、「日本料理店が、焼肉店を新たに開業する」場合というのがあり、焼肉店は街に一杯あるよねと思いますが、「日本料理店を営んでいる競合他社の多くが、焼肉店を営んでいないことを説明することで、要件を満たす」

つまり、世の中には既にあっても、自社の同業他社がやっていなければ、ＯＫだということのようです。

ただ、どうやって説明するのだろう・・・